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《転載》:『ひろがる監視社会-「安全安心まちづくり」とは何か』より
カテゴリ: ◇CoIntelPro:《政治・社会/歴史・陰謀説》 / テーマ: 監視社会 / ジャンル: 政治・経済

第5回集会 2005年10月15日
清水 雅彦(明治大学講師・憲法学)

『ひろがる監視社会-「安全安心まちづくり」とは何か』 

主催 平和に生きる権利の確立をめざす懇談会(平権懇)
090-5341-1169
 fax:0466-36-9097 
nora@cityfujisawa.ne.jp(杉山)
後援 日本出版労働組合連合会 平和共闘委員会
tel:03-3816-2911
 fax:03-3816-2980


戦争が終わって60年 ――「安全・安心まちづくり」とは何か:3

より《転載》


『警察化しした民衆は暴走する』より。


 では、こういう「安全・安心まちづくり」にはどういう問題点があるのか。

 「生活安全条例」の問題点を、いくつか項目を絞って指摘します。当然、プライバシー権とか肖像権の侵害を、カメラがあちこちに付けば助長するわけです。そして、上乗せ規制・横出し規制についてコメントすると、例えばいま自治体がとんでもない条例をいろいろと作っているんですけれども、軽犯罪法で例えば人の大小便は1万円未満の科料、あるいは30日未満の拘留ですけれども、杉並区の「生活安全条例」では、動物の糞の放置が5万円以下の罰金なんですね。人の大小便より犬の糞の放置のほうが重たい。人より犬が偉いという発想があるかもしれませんが。

 刑事罰より行政罰のほうがいいという発想もありますね。例えば当事者が了解すれば行政罰で済ませるというのは、交通違反の場合がそうですけれども、反則金と点数制度によって対処する。軽微な違反については刑事罰を科さない。そういう発想の中で、条例で刑事罰を科すのは酷だから、行政罰で対応しようという発想があるんですけれども、本当にそれがいいのかどうかですね。

 やはり行政罰を活用した方が取り締まりがしやすい。なぜかというと、刑事罰を科す場合には客観的な証拠に基づいて、第三者である裁判官が判断しないといけない。だから取り締まりにも慎重になるんです。行政罰の場合には現場で、例えば千代田区の「生活安全条例」では路上喫煙を見つけたら、当事者がその場で認めたらそこで過料が取れるんですね。こういう取り締まりはおかしいんじゃないかとか、周知徹底していないとか、反論ができる人だったらいいんですが、おとなしい人はすぐその場で払うので、取り締まりがしやすい。そういう取り締まりの仕方がいいのかという問題があります。

 実は千代田区の「生活安全条例」の取り締まりをする職員に渡しているマニュアルを読むと、いちばん大事なのは瞬時にしてその人を判断すること、「○○風」と判断しなさいと書いてあるんですね。「ヤクザ風」とか、「おとなしいサラリーマン風」とか、そういうふうに見極めろということらしいんですけれども、ヤクザ風はやっかいになるから声かけは慎重に、サラリーマン風には厳しくと、そういうつもりかどうかは分かりませんけれども。

 あと怖いのは、自主防犯活動が盛んになると、「民衆の警察化」になる。オウムの時の事例がいい事例なんですけれども、地域住民が自警団的なものを作って、いろんな活動をしました。警察はいちおう法律によって縛られていますから、できることとできないことがはっきりしていますけれども、地域住民は法律の知識がないから暴走しちゃうんですね。検問をオウム信者に対してやったりとか、荷物検査をやったりとか、さらには撒き菱を撒いて車をパンクさせたりとか、武装した住民がオウム信者を襲撃したりとか、警察ができないことを各地でやっているんですね。

 いまの自主防犯活動が怖いのは、エスカレートしていることです。取り組みに熱心な人達が怖いのは、一生懸命にやっているからです。実際に栃木では無線などを積んだ独自のパトカーのような車と制服を用意して活動したりとか。さっき言ったような民間交番をはじめ、普通の市民がどんどん警察化しているんです。

 昔の経験では関東大震災のときの自警団による朝鮮人の虐殺がありますけれども、行き過ぎがあればああいう現象が起きる。あと怖いのは、オウムを始めとして過激派とか暴力団、「テロリスト」に人権はないとういう発想で対応する可能性がある。おまえは犯罪者だからとか「不審者」だからとか、例えば名前を聞いて答えられないのは「不審者」だからだとか、そういうことを平気で口にする。警察官であれば警察官職務執行法などによって法の縛りがあるし、教育も受けています。市民はそういう縛りがないから、非常に危ない、暴走する可能性がある。そういう意味で私自身は、市民が警察的な活動をすることには批判的です。







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編集 / 2010.05.25 / コメント:: 0 / トラックバック:: 0 / PageTop↑
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mixedtribes(佐々木)

Author:mixedtribes(佐々木)
―可なり執拗な『成り済まし』被害に遭って来ています。どうか、私と名乗る者やそうと臭わせる『変な』通信があった場合は、精密なご調査をお願いいたします。―
 『逆カルチャーショック/Reverse Culture Shock』(=正式名)に重ねられて始まった、
CoIntelPro等とも呼ばれるこの「集団・組織的ストーカー」等への対策用にBLOGを始めました。
 帰国後、家に辿り付いて以来、北海道から一際出ていません。 私自身は一切『街宣』等に参加した事は御座いません。 街宣での自己紹介の中で、私のブログの事では?と連想させるような説明を取り入れることで、まるでその人物が私ではないか、と思い込ませ人違いを促す『成り済まし(風)』にご注意下さい。
 成り済ましが、私の肖像を盗んでやっていた可能性があります。ご注意ください。以前出した事のある子どもの頃の写真を再度以下に貼っておきます。そこにあるのは私の大切な両親ですので、この写真を自分だと偽るために盗用したとすれば、私の大切な両親までをも、自分のだと偽ったことになり、許し難いです。
 太かった事は一度もないです。細くもなく、筋肉質でもありませんが、これらが良い悪い、と言っているのではなく、成り済ましと取り違えられて居たくないため、明確にしています。背は小さいです(が、何故か昔から長身なような印象を持たれがちらしいです)。髪は13―4年、後ろで束ねた長髪で,常に(40年間)前髪があります。
 私は一人っ子です。A型でもB型でもありません。両親は科学者で、ビジネスにも関係なく、また、一切の宗教やましてやカルト・新興宗教とは関連を持っておりません。
私自身が12歳でいきなりキリスト教信仰を持ちました。
 西野のへの字屋根の一軒家の住人で、車は青いスバルです。ここにある写真は私の子供時代のものです。成り済ましが盗用して、自分のだと言っていた可能性があります。ご注意ください。上の四枚は父の要望でこのテーブル付き椅子の上で恰好を付けて学究中ゴッコをしているもの。
 
成り済ましがこのブログを自分のものだと言っている可能性があったので、ここまで公開致します。

[注意]:
大変残念ながら教会には通っていません。また道や人の家への訪問伝道や勧誘は、私の信ずるところと少し意味が違うので、しているのであれば、それはこのブログ主である私ではありません。万が一そのようなものが居り、私のブログを自分のものででもあるかのように言う者が居ましたら、この部分を読ませ、追求しておいてください。ご注意下さい。私に知らせて下さり、少なくとも警察にもご通報お願い致します。
  人が伝道することを批判しているのではなく、しているのは私ではありませんので、騙されないようにして頂きたいと思い書いて居ます。

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